Topic : 空き家問題への取り組み


 近年、全国的に空き家が増加しており、その対策や法整備の推進が官民一体にて推進されております。

 空き家問題は、土地家屋調査士も実務において、直接的な業務遂行の障害となることもあり得ること、また私一個人としても空き家問題に直面したことがございます。

 なお広島県の空き家率は平成25年で15.9%と全国平均を上回る高い水準であり、かつ空き家数も年々増加の一途を辿っており、今後も増加が続くことが見込まれます。

 広島県土地家屋調査士会は、広島県空き家対策推進協議会に参加しており、実務面より具体的なサポートを行うことを期待されているのではないかと考えております。

 広島では空き家対策の具体的な対策の一部として県市町村一丸となり、下記のようなサービスが提供されております。


●空き家を借りたい・買いたいとお悩みの方は、

●空き家を貸したい・売りたいとお悩みの方は、

※上記ページのお問い合わせ先は、空き家の所在する市町村の担当課窓口となります。

空き家問題は、色々な問題が複合しているケースが多いかと思います。
相続登記または遺産分割協議未了 →【関係業種】弁護士・司法書士
土地又は建物の所有者不明 →【関係業種】弁護士・不動産業者
老朽化に伴う事故の危険性 →【関係業種】リフォーム業者・解体施工業者
売却可能かどうかの判断 →【関係業種】不動産業者
購入希望を伝えたい →【関係業種】不動産業者
未登記建物の登記整備 →【関係業種】土地家屋調査士・司法書士
ゴミ問題 →【関係業種】産業廃棄物回収業者
各種契約の明文化 →【関係業種】弁護士・司法書士・不動産業者

さまざまな問題を複合的に考え、適切な助言や、最適な業者のご紹介ができることもあるかと存じますので、空き家問題でお悩みの場合は、まずは下記までお気軽にご相談ください。

土地家屋調査士 原田勇気 
連絡先 082-231-2922

なお土地家屋調査士は、空き家問題に関して以下のような具体的関係業務がございます。
・土地売却・購入に伴う土地の境界確定測量業務
・建物売却・貸与に伴う未登記建物の建物表題登記
・建物売却に伴う増築や一部解体や付属建物新築の建物表題部変更登記
・建物解体に伴う建物滅失登記

●以下、日本土地家屋調査士会連合会の空き家問題リーフレット●



2019/3/6記